巻1−18  雑歌   作者: 額田王


  
項目 内容
原文 三輪山乎 然毛隠賀 雲谷裳 情有南畝 可苦佐布倍思哉
訓読 三輪山を 然も隠すか 雲だにも 心あらなも 隠さふべしや
仮名 みわやまを しかもかくすか くもだにも なさけあらなも かくさふべしや
参考
・天智6年3月近江遷都の時に詠んだ歌。
・奈良を離れるにあたって、三輪山をズッと見続けて行きたいと詠んだ巻1-17の反歌。