巻10−1813  春雑歌   作者: 柿本人麻呂歌集


  
項目 内容
原文 巻向之 桧原丹立流 春霞 欝之思者 名積米八方
訓読 巻向の 桧原に立てる 春霞 おぼにし思はば なづみ来めやも
仮名 まきむくの ひはらにたてる はるかすみ おぼにしおもはば なづみこめやも
参考
・巻向:奈良県磯城郡大三輪町



二口解釈


・巻向の桧の原に立つ春霞のようにぼんやり思うなら、苦労してまで来ることはしない