巻10−1818   春雑歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 子等名丹 関之宜 朝妻之 片山木之尓 霞多奈引
訓読 子らが名に 懸けの宜しき 朝妻の 片山岸に 霞たなびく
仮名 こらがなに かけのよろしき あさづまの かたやまきしに かすみたなびく
参考

・朝妻:奈良県御所市の朝妻山


二口解釈


・子供の名前にかけて呼ぶのにふさわしい朝妻山の崖のあるほうの山岸に霞みが棚引いている