巻10−1870  春雑歌   作者:不詳


  
項目 内容
原文 春雨者 甚勿零 桜花 未見尓 散巻惜裳
訓読 春雨は 甚くな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも
仮名 はるさめは いたくなふりそ さくらばな いまだみなくに ちらまくをしも
参考




二口解釈


・春雨よそんなに降るな、桜の花をまだ見ていないうちに散ってしまうのは惜しい