巻10−1883   春雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 百礒城之 大宮人者 暇有也 梅乎挿頭而 此間集有
訓読 ももしきの 大宮人は 暇あれや 梅を挿頭して ここに集へる
仮名 ももしきの おほみやひとは いとまあれや うめをかざして ここにつどへる
参考
・ももしき:宮にかかる枕言葉



二口解釈


・宮に仕える人は暇があるのだろう、梅をかんざしにしてここに集まっている