巻10−1931   春相聞   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 川上之 伊都藻之花乃 何時々々 来座吾背子 時自異目八方
訓読 川の上の いつ藻の花の 何時も何時も 来ませ我が背子 時じけめやも
仮名 かはのうへの いつものはなの いつもいつも きませわがせこ ときじけめやも
参考




二口解釈


・川の上に咲く藻の花のように、いつもいつも来て欲しい我が夫よ、季節外れはない