巻10−1938   夏雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 客尓為而 妻恋為良思 霍公鳥 神名備山尓 左夜深而鳴
訓読 旅にして 妻恋すらし 霍公鳥 神名火山に さ夜更けて鳴く
仮名 たびにして つまごひすらし ほととぎす かむなびやまに さよふけてなく
参考
神名火山:神を祭る山



二口解釈


・旅の中で妻を恋しているようだ、ホトトギスが神名火山で夜中に鳴いている