巻10−2137   秋雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 朝尓徃 鴈之鳴音者 如吾 物念可毛 声之悲
訓読 朝に行く 雁の鳴く音は わが如く 物思へかも 声の悲しき
仮名 あさにゆく かりのなくねは わがごとく ものおもへかも こゑのかなしき
参考




二口解釈


・朝に行く雁の鳴く声は私のように物を思うからか、声が悲しい