巻10−2222  雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 暮不去 河蝦鳴成 三和河之 清瀬音乎 聞師吉毛
訓読 夕さらず 河蝦鳴くなる 三輪川の 清き瀬の音を 聞かくし良しも
仮名 ゆうさらず かはづなくなる みわがわの きよきせのとを きかくしよしも
参考

・川を詠む歌。
・三輪川:奈良県桜井市を流れる初瀬川の一部分の呼称。

二口解釈


・夕方には蛙が鳴いている三輪川の清き瀬の音を聞くのは気持ちが良い