巻10−2225  秋雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 吾背子之 挿頭之芽子尓 置露乎 清見世跡 月者照良思
訓読 我が背子が 挿頭の萩に 置く露を さやかに見よと 月は照るらし
仮名 わがせこが かざしのはぎに おくつゆを さやかにみよと つきはてるらし
参考




二口解釈


・我が夫が簪にした萩につく露を、清かに見よと月は照っているようだ