巻10−2319   冬雑歌   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 暮去者 衣袖寒之 高松之 山木毎 雪曾零有
訓読 夕されば 衣手寒し 高松の 山の木ごとに 雪ぞ降りたる
仮名 ゆふされば ころもでさむし たかまつの やまのきごとに ゆきぞふりたる
参考

高松の山:高円山(奈良市)とも言われる。


二口解釈


・夕方になると腕が寒い、高円山の木々に雪が降っている