巻10−2338   冬相聞   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 霰落 板敢風吹 寒夜也 旗野尓今夜 吾独寝牟
訓読 霰ふり いたも風吹き 寒き夜や 波多野に今夜 我が独り寝む
仮名 あられふり いたもかぜふき さむきよや はたのにこよひ わがひとりねむ
参考

波多野:奈良県高市市


二口解釈
・あられが降り大変風が吹き寒い夜に、波多野に今夜私一人で寝るだろうか