巻10−2351   旋頭歌   作者: 柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 新室  壁草苅邇 御座給根 草如 依逢未通女者 公随
訓読 新室の 壁草刈りに 座し給はね 草の如 寄り合ふ少女は 君がまにまに
仮名 にひむろの かべくさかりに いましたまはね くさのごと よりあふをとめは きみがまにまに
参考




二口解釈

・新しい家の壁に使う草を刈りに来て欲しい、草のように寄り合う少女はあなたの思うままに。