巻11−2355   旋頭歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 恵得 吾念妹者 早裳死耶 雖生 吾邇応依 人云名国
訓読 うつくしと わが思ふ妹は 早も死なぬか 生けりとも われに寄るべしと 人の言はなくに
仮名 うつくしと わがおもふいもは はやもしなぬか いけりとも われによるべしと ひとのいはなくに
参考




二口解釈

・美しいと私が思う女性は早く死なないものか、生きていても私に寄り添うと人は言わないのだから。