巻11−2357   旋頭歌   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 朝戸出 公足結乎 閏露原 早起 出乍吾毛 裳下閏奈
訓読 朝戸出の 君が足結を 濡らす露原 つとに起き 出でつつわれも 裳裾濡らさな
仮名 あさとでの きみがあゆひを ぬらすつゆはら つとにおき いでつつわれも もすそぬらさな
参考




二口解釈

・朝、戸を出て行くあなたの足元を濡らす露の原、早朝に起きて戸を出る私も服の裾を濡らそう