巻11−2360   旋頭歌   作者: 柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 人祖 未通女児居  守山辺柄 朝々 通公 不来哀
訓読 人の親の 少女児据ゑて 茂る山辺から 朝な朝な 通ひし君が 来ねばかなしも
仮名 ひとのおやの をとめこすゑて もるやまへから あさなさな かよひしきみが こねばかなしも
参考




二口解釈

・親が少女を家において、木々の山辺を毎朝通ったあなたが来ないのは悲しいものだ