巻11−2369   正述心緒   作者: 柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 人所寝 味宿不寝 早敷八四 公目尚 欲嘆
訓読 人の寝る 味眠は寝ずて 愛しきやし 君が目すらを 欲りて嘆くも
仮名 ひとのぬる うまいはねずて はしきやし きみがめすらを ほりてなげくも
参考




二口解釈

・人が寝てする熟睡の眠りはせずに愛しい君の目を見たくて嘆いている。