巻11−2394   正述心緒   作者: 柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 朝影 吾身成 玉垣入 風所見 去子故
訓読 朝影に わが身はなりぬ 玉かぎる ほのかに見えて 去にし子ゆゑに
仮名 あさかげに わがみはなりぬ たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆゑに
参考




二口解釈
・朝影の ように我が身は やせ細る 僅かの間居て 去りにし子ゆえに


・人去りて わが身はなりぬ 朝の影