巻11−2395   正述心緒   作者: 柿本人麻呂


  
項目 内容
原文 行々 不相妹故 久方 天露霜 沾在哉
訓読 行き行きて 逢はぬ妹ゆゑ ひさかたの 天の露霜に 濡れにけるかも
仮名 ゆきゆきて あはぬいもゆゑ ひさかたの あまのつゆしもに ぬれにけるかも
参考




二口解釈
・会えはせぬ 妹なのに 一人して 遠くまで来て 露に濡れけり


・会えぬのに 遠くまで来て 露に濡れ