巻11−2478   雑歌   作者: 柿本人麻呂歌集


  
項目 内容
原文 秋柏 潤和川辺 細竹目 人不顏面 公无勝
訓読 秋柏 潤和川辺の 小竹の目の 人には逢わね 君にあへなく
仮名 あきかしは うるわかはべの しののめの ひとにはあわね きみにあへなく
参考

・潤和川:未詳。静岡県の潤井川とする説がある。


二口解釈
・小竹の芽の 人には見えず 生えるように 他人に逢わねど 君に逢いたく


・小竹の芽や 人に見えずとも 君見たし