巻11−2610   正述心緒    作者:不詳


  
項目 内容
原文 夜干玉之 吾黒髪乎 引奴良思 乱而反 恋度鴨
訓読 ぬばたまの わが黒髪を 引きぬらし 乱れてなおも 恋ひわたるかも
仮名 ぬばたまの わがくろかみを ひきぬらし みだれてなおも こひわたるかも
参考




二口解釈
・黒髪は ほどいて乱れ 我が心も 乱れてなおも 恋し続けむ


・黒髪も 心も乱れ 恋し続ける