巻11−2616   正述心緒    作者:不詳


  
項目 内容
原文 奥山之 真木乃板戸乎 音速見 妹之當乃 霜上尓宿奴
訓読 奥山の 真木の板戸を 音速み 妹があたりの 霜の上に寝ぬ
仮名 おくやまの まきのいたとを おとはやみ いもがあたりの しものうへにねぬ
参考




二口解釈
・真木の戸を 叩くと音が 大きいので 妹住む家の 霜の上に寝る


・戸には触れず 寝床は妹家の 霜の上