巻11−2642   寄物陳思    作者:不詳


  
項目 内容
原文 燈之 陰尓蚊蛾欲布 虚蝉之 妹蛾咲状思 面影尓所見
訓読 燈の 影にかがよふ うつせみの 妹が笑まひし 面影に見ゆ
仮名 ともしびの かげにかがよふ うつせみの いもがゑまひし おもかげにみゆ
参考




二口解釈
・ともしびの 影に揺られて 照らされし 妹のほほえみ 今浮かび来る


・ともし火に 妹の微笑み 照らされて