巻11−2645   寄物陳思    作者:不詳


  
項目 内容
原文 宮材引 泉之追馬喚犬二 立民乃 息時無 恋渡可聞
訓読 宮材引く 泉の杣に 立つ民の 息ふ時なく 恋ひわたるかも
仮名 みやぎひく いづみのそまに たつたみの いこふときなく こひわたるかも
参考

・杣:用材を切り出す山


二口解釈
・宮材を 切り出す山の 民のように 休む間もなく 恋し続ける


杣の山 休み時なく 恋いわたる