巻11−2653   寄物陳思    作者:不詳


  
項目 内容
原文 馬音之 跡杼登毛為者 松蔭尓 出曽見鶴 若君香跡
訓読 馬の音の とどともすれば 松蔭に 出でてそ見つる けだし君かと
仮名 うまのおとの とどともすれば まつかげに いでてぞみつる けだしきみかと
参考




二口解釈
・馬の音 ドドと聞こえて 松陰に 出て馬を見る もしや君かと


・馬の音 もしや君かと 外に出る