巻11−2742  寄物陳思   作者: 石川君子


  
項目 内容
原文 壮鹿海部乃  火気焼立而 燎塩乃 辛恋毛 吾為鴨
訓読 志賀の海人の 火気焼き立て 焼く塩の 辛き恋をも われはするかも
仮名 しかのあまの けぶりやきたて やくしほの からきこひをも あれはするかも   
参考

・志賀:福岡県糟屋郡志賀町志賀島


二口解釈
・煙立て 焼く塩のような 辛き恋 つらき恋を 我はしにけり


・焼く塩の 辛き恋路や 我が恋は