巻11−2774  寄物陳思   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 神南備能 浅小竹原乃 美 妾思公之 声之知家口
訓読 神名火の 浅小竹原の うるはしみ わが思ふ君が 声の著るけく
仮名 かむなびの あさぢのはらの うるはしみ わがおもふきみが こゑのしるけく
参考




二口解釈
・社にある 小竹の原に 似て愛しい 我恋する人の 声ぞ聞こえし

・神名火や 恋する人の 声がする