巻11−2776   寄物陳思   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 道辺 草冬野丹 履干 吾立待跡 妹告乞
訓読 道の辺の 草を冬野に 踏み枯らし 我れ立ち待つと 妹に告げこそ
仮名 みちのへの くさをふゆのに ふみからし われたちまつと いもにつげこそ
参考



二口解釈
・告げてくれ 道のほとりで 君を待ち 冬野のように 草枯れるかもと


・道の辺の 草踏み枯らし 君を待つ