巻11−2782  寄物陳思   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 左寝蟹歯 孰共毛宿常 奥藻之 名延之君之 言待吾乎
訓読 さ寝がには 誰れとも寝めど 沖つ藻の 靡きし君が 言待つ我れを
仮名 さぬがには たれともねめど おきつもの なびきしきみが ことまつわれを
参考




二口解釈
・誰とでも 寝はすれどもに 藻のように 磨いた君の 言葉待つ我


・沖の藻や 言葉磨きし 君を待つ