巻11−2786 寄物陳思 作者: 不詳
項目 内容 原文 山振之 尓保敝流妹之 翼酢色乃 赤裳之為形 夢所見管 訓読 山吹の にほへる妹が 朱華色の 赤裳の姿 夢に見えつつ 仮名 やまぶきの にほへるいもが はねずいろの あかものすがた いめにみえつつ 参考 ・朱華色:木蓮花、ニワザクラとする説があるが未詳 二口解釈 ・山吹の 花にも似しか 我が妹の 赤裳の姿 夢に見えつる ・朱華色の 赤裳の妹 夢に見ゆ 他