巻１１−２７９４　　寄物陳思　　　作者： 不詳

　　

項目	内容
原文	隠津之　沢立見尓有　石根従毛　達而念　君尓相巻者
訓読	隠処の　沢たづみなる　岩根ゆも　通して思ふ　君に逢はまくは
仮名	こもりづの　さはたづみなる　いはねゆも　とほしてぞおもふ　きみにあはまくは
参考
二口解釈	・人知れぬ　泉の岩をも　貫いて　我はひとえに　君会いたし ・ひたすらに　君に会いたし　沢の水
他