巻11−2799  寄物陳思   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 人事乎 繁跡君乎 鶉鳴 人之古家尓 相語而遣都
訓読 人言を 繁みと君を 鶉鳴く 人の古家に 語らひて遣りつ
仮名 ひとごとを しげみときみを うづらなく ひとのふるへに かたらひてやりつ
参考




二口解釈
・世の噂 激しいからと 鶉鳴く 古い廃墟で 会って別れり


・鶉鳴く 廃墟の家で 偲び会い