巻11−2817  問答    作者:不詳


  
項目 内容
原文 浦触而 物者不念 水無瀬川 有而毛水者 逝云物乎
訓読 うらぶれて 物は思はじ 水無瀬川 ありても水は 行くといふものを
仮名 うらぶれて ものはおもはじ みなせがは ありてもみづは ゆくといふものを
参考




二口解釈
・心しおれて 物思いすまい 水無川は  時が経ぬれば 水流れるというに


・水無川 時経ちぬれば 水流れ