巻11−2820  寄物陳思    作者:不詳


  
項目 内容
原文 如是谷裳 妹乎待南 左夜深而 出来月之 傾二手荷
訓読 斯くだにも 妹を待ちなむ さ夜更けて 出で来し月の かたぶくまでに
仮名 かくだにも いもをまちなむ さよふけて いでこしつきの かたぶくまでに
参考




二口解釈
・こんなにも 妹を待ちまし 夜が更けて 出で来る月の 傾くまでも


・夜更けて 月傾くまでも 妹を待つ