巻12−2893  寄物陳思    作者:柿本人麻呂歌集より


  
項目 内容
原文 朝去而 暮者来座 君故尓 忌々久毛 吾者 歎鶴鴨
訓読 朝去きて 夕は来ます 君ゆゑに ゆゆしくも 吾は嘆きつるかも
仮名 あしたゆきて ゆふへはきます きみゆゑに ゆゆしくも あはなげきつるかも
参考




二口解釈
・朝行きて 夕には戻る 君なれど 人妻の我 畏れ嘆きつ


・君は来る 我は人妻 嘆きつる