巻12−2927  正述心緒    作者:不詳


  
項目 内容
原文 浦触而 可例西袖 又巻者 過西恋以 乱今可聞
訓読 うらぶれて 離れにし袖を またまかば 過ぎにし恋い 乱れ来むかも
仮名 うらぶれて かれにしそでを またまかば すぎにしこひい みだれこむかも
参考




二口解釈
・別れている 恋人を又 手に巻かば 過ぎたる思い 蘇るかも


・袖巻けば 過ぎにし恋が 乱れ来る