巻12−2947 正述心緒   作者: 不詳


  
項目 内容
原文 念西 余西鹿歯 為便乎無美 吾者五十日手寸 応忌鬼尾
訓読 思ひにし 余りにしかば 為方を無み 我は言ひてき 忌むべきものを
仮名 おもひにし あまりにしかば すべをなみ われはいひてき いむべきものを
参考




二口解釈
・為す方が 無いゆえ我は 思い余り 出してはならぬ 恋人の名を出せり


・恋人の 出してはならぬ 名を出した