巻12−2952  正述心緒  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 吾齡之 衰去者 白細布之 袖乃狎尓思 君乎母准其念
訓読 おのが齢の 衰へぬれば 白栲の 袖のなれにし 君をしそ思ふ
仮名 おのがよの おとろへぬれば しろたへの そでのなれにし きみをしそおもふ
参考




二口解釈
・我もはや 色衰える 齢になり 昔馴染みの 君の事を思う


・我は今 昔馴染みの 君を思う