巻12−2982  寄物陳思  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 針者有杼 妹之無者 将著哉跡 吾乎令煩 絶紐之緒
訓読 針はあれど 妹しなければ 付けめやと 我れを煩まし 絶ゆる紐の緒
仮名 はりはあれど いもしなければ つけめやと われをなやまし たゆるひものを
参考




二口解釈
・針あれど 妹いないので 付けれまい と我を悩ます 切れた紐の緒


・紐の緒や 妹はおらずに 付けられず