巻12−3085  寄物陳思  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 朝影尓 吾身者成奴 玉蜻 髣髴所見而 徃之児故尓
訓読 朝影に 我が身はなりぬ 玉かぎる ほのかに見えて 去にし児故に
仮名 あさかげに わがみはなりぬ たまかぎる ほのかにみえて いにしこゆゑに
参考




二口解釈
・影のように わが身は痩せし 僅かだけ 見ただけの娘を 思い詰めた故


・身は痩せし 僅か見た娘を 思いつめ