巻12−3086  寄物陳思  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 中々二 人跡不在者 桑子爾毛 成益物乎 玉之緒許
訓読 なかなかに 人とあらずは 桑子にも ならましものを 玉の緒ばかり
仮名 なかなかに ひととあらずは くはこにも ならましものを たまのをばかり
参考




二口解釈
・なまじっか 人になるより 少しでも ものを思わぬ 蚕にならまし


・人よりも 蚕にならまし 少しでも