巻12−3140  羇旅発思  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 波之寸八師 志賀在恋尓毛 有之鴨 君所遺而 恋敷念者
訓読 愛しきやし 然ある恋にも ありしかも 君におくれて 恋しく思へば
仮名 はしきやし しかあるこひに ありしかも きみにおくれて こいしくおもへば
参考




二口解釈
・このように はっきり恋と 覚えにし 後に残りて 恋しく思えば


・後に残り 恋していたと 判るかな