巻14−3355  相聞  作者: 東歌


  
項目 内容
原文 安麻乃波良 不自能之婆夜麻 己能久礼能 等伎由都利奈波 阿波受可母安良牟
訓読 天の原 富士の柴山 木の暗の 時移りなば 逢はずかもあらむ
仮名 あまのはら ふじのしばやま このくれの ときゆつりなば あはずかもあらむ
参考

・天の原:富士に掛かる枕詞


二口解釈
・富士山の 柴山の中 この夕べ この時過ぎれば 会えぬかも知れず


・この夕べ この時過ぎれば もう会えぬかも