巻14−3356  相聞  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 不尽能祢乃 伊夜等保奈我伎 夜麻治乎毛 伊母我理登倍婆 気爾余婆受吉奴
訓読 富士の嶺の いや遠長き 山道をも 妹がりとへば 日に及ばず来ぬ
仮名 ふじのねの いやとほながき やまぢをも いもがりとへば けによばずきぬ
参考




二口解釈
・富士の嶺の 遠くて長い 山道も 妹に逢うため 日置かず来る


・山道を 妹に逢うため 直ぐに来る