巻14−3378     作者: 東歌


  
項目 内容
原文 伊利麻治能 於保屋我波良能 伊波為都良 比可婆奴流々々 和尓奈多要曾祢
訓読 入間道の 大家が原の い這ゐ蔓 引かばぬるぬる 我にな絶えそね
仮名 いりまぢの おほやがはらの いはゐつる ひかばぬるぬる わになたえそね いをさきだたね
参考

・入間:埼玉県入間市


二口解釈
・入間路の 蔓を引けば 抜けるように 我との仲は 切れぬこと願う


・蔓のように 我との仲は 切れぬべし