巻14−3386  相聞  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 尓保杼里能 可豆思加和世乎 尓倍須登毛 曾能可奈之伎乎 刀尓多弖米也母
訓読 にほ鳥の 葛飾早稲を 餐すとも その愛しきを 外に立てめやも
仮名 にほどりの かづしかわせを にへすとも そのかなしきを とにたてめやも
参考

にほ鳥:葛飾にかかる枕言葉


二口解釈
・早稲の米 神に捧げる 時さえも 愛しき人を 外に立たせず

・新嘗や 愛しき人は 外に立たせず