巻14−3393  相聞  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 筑波祢乃 乎弖毛許能母尓 毛利敝須恵 波播已毛礼杼母 多麻曽阿比尓家留
訓読 筑波嶺の 彼面此面に 守部据ゑ 母い守れども 魂ぞ会ひにける
仮名 つくはねの をてもこのもに もりへすゑ ははいもれども たまぞあひにける
参考




二口解釈
・あちこちに 山の守りが いるように 母は我守れど 魂ふたつ合にけり


・守れども 二人の魂 合いにけり