巻14−3433 譬喩歌   作者: 東歌


  
項目 内容
原文 多伎木許流 可麻久良夜麻能 許太流木乎 麻都等奈我伊波婆 古非都追夜安良牟
訓読 薪樵る 鎌倉山の 木垂る木を まつと汝が言はば 恋ひつつやあらむ
仮名 たきぎこる かまくらやまの こだるきを まつとながいはば こひつつやあらむ
参考




二口解釈
・鎌倉の 木垂る木のような 我がことを 待つと汝言えば 苦しい恋はせぬだろう

・汝が我を 待つと告げれば 恋しただろう