巻14−3437  譬喩歌  作者: 不詳


  
項目 内容
原文 美知乃久能 安太多良末由美 波自伎於伎弖 西良思馬伎那婆 都良波可馬可毛
訓読 陸奥の 安達太良真弓 弾き置きて 反らしめきなば 弦着かめかも
仮名 みちのくの あだたらまゆみ はじきおきて せらしめきなば つらはかめかも
参考

・安達太良:福島県安達郡


二口解釈
・弓弦を 外した弓に 改めて 弓弦をかけるは 容易ならざり


・会わずにいて 又会いたくとも 難しき