巻14−3463  相聞   作者: 東歌


  
項目 内容
原文 麻等保久能 野尓毛安波奈牟 己許呂奈久 佐刀乃美奈可尓 安敝流世奈可母
訓読 ま遠くの 野にも逢はなむ 心なく 里の真中に 逢へる背なかも
仮名 まとほくの のにもあはなむ こころなく さとのみなかに あへるせなかも
参考




二口解釈
・人のいぬ 野で逢いたいものを 気配りせず 里の真中で 逢った君なり


・里で逢い 気配りのない 君なりき